Page 105 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼R100RMystic 武下 02/11/3(日) 0:22 ┗一般論的に言うと mot 02/11/3(日) 3:36 ┣キャブの脱落について 青ちゃん 02/11/3(日) 8:30 ┃ ┗Re:キャブの脱落について OTTO 02/11/3(日) 17:07 ┃ ┗Re:キャブの脱落について 青ちゃん 02/11/3(日) 18:11 ┃ ┗Re:キャブの脱落について OTTO 02/11/3(日) 18:35 ┃ ┗車両の状態について 武下 02/11/4(月) 21:48 ┃ ┗Re:車両の状態について Kuwauser (Paranoia#1 ) 02/11/5(火) 5:11 ┃ ┗Re:車両の状態について 青ちゃん 02/11/5(火) 7:06 ┃ ┗パワーフィルター? OTTO 02/11/5(火) 18:01 ┃ ┗う〜ん。 武下 02/11/6(水) 6:46 ┃ ┗バックファイヤーが おさまりました。 武下 03/4/13(日) 21:29 ┃ ┗Re:バックファイヤーが おさまりました。 青ちゃん 03/4/13(日) 21:59 ┗私の場合。 Fireman 02/11/5(火) 22:07 ┗Re:私の場合。 Kuwauser (Paranoia#1 ) 02/11/6(水) 1:01 ┗参考になりました。 Fireman 02/11/7(木) 22:27 ─────────────────────────────────────── ■題名 : R100RMystic ■名前 : 武下 <takegdhl@aol.com> ■日付 : 02/11/3(日) 0:22 -------------------------------------------------------------------------
はじめまして。現在、宇都宮市在住の武下(たけした)と申します。 96年式のR100Rに乗っております。 不具合がある為、申し訳ありませんが、ご教授、ご指導をお願い致します。 バックファイアー?っぽい症状で、「パンッ!!」と音がした瞬間、 キャブレター(BING)が、車体後方側へ吹っ飛んで、 シリンダーから外れてしまいします。 (勢いがすごいので、時々、足の脛に当たり、痛いです。外れたキャブは、ワイヤーに吊られ、宙ぶらりんです。) 上記の症状は、発車走行し始め後のまもない間や、市街地走行時の低速でのパーシャル時に、起きやすいのです。 その度に、バイクを道端に寄せて、キャブを固定し直します。 (けっこう、インシュレーターのゴム管を傷めるんです。) 皆さんは、上記のような経験は有りませんか? また、何か原因ぽいと思われる事がありましたら、教えてください。 |
どうも複合的な原因があるようです。たしかFiremanさんや何人かが経験されたように記憶しますが、吹き返しがひどくてキャブが脱落にまで到るわけですよね。 今、「気軽な」の方で話題になっているラバースリーブの経年劣化による可能性が一つ。 混合気に問題があって、極端な吹き返しになる場合が一つ。 インテークバルブが閉じきらなくて、やっぱり吹き返すケースが一つ。この場合、腰上オーバーホールまで視野に入ってきちゃいますね。 個体ごとに見ないとなんとも言えないところ。メンテナンスの履歴が判るといいんですが、 マイスターたちの意見が聞きたいなあ。 |
▼motさん: >どうも複合的な原因があるようです。たしかFiremanさんや何人かが経験されたように記憶しますが、吹き返しがひどくてキャブが脱落にまで到るわけですよね。 他の皆さんが、キャブが落ちるのはラバースリーブの問題かと思ってましたが、武下さんの書き込みで、吹き返しによるものが多いのだと理解しました。 >個体ごとに見ないとなんとも言えないところ。メンテナンスの履歴が判るといいんですが、 そうですね、私も同意見です。 もしかしたらタペットクリアランスが0だったリすると起こる可能性大です。(0でなくマイナス側もあり得る) バルブクリアランスの調整はいつ頃しましたか? タペットのガチャガチャ音は聞こえますか? |
他のコーナーでもお邪魔しましたが現在購入できるCV40用のラバースリーブは当初の部品から変更になっていてトラブルサムです。具体的には肉厚になったため必然的にソフトになっています。ホースバンドで締め込むと変形が激しく、それだけで外れてしまうこともあります。材質的には旧部品と同じかと思いますが何故か耐油性に弱いような気がします。ブローバイの油でブヨブヨと膨らみ、ますますフランジから逃げていくようです。私はここの部品として 1372 1264 392 を使っています材質の同じニトリルゴムで他に原因があれば別ですがバックファイヤーも起こりません。多少の参考になれば幸いです。 |
▼OTTOさん: >他に原因があれば別ですがバックファイヤーも起こりません。 私の考えでは、バックファイヤーは実際に起きてるわけであり、ラバースリーブ以外に原因があると思うのですが、いかがでしょうか? 油でべとべとはブリザーからというのは納得しました。 |
上記の症状は、発車走行し始め後のまもない間や、市街地走行時の低速でのパーシャル時に、起きやすいのです。 経験では何故かブヨブヨスリーブにカギってバックファイヤーが起こっているように感じます。もちろんバルブクリアランス不足などが原因している場合も多いでしょうがエンジンがまだ充分に暖まっていない状態は相対的にガスが薄くなっています。低速、低回転で走行しているということは負圧が強いということになるように思います。スリーブとキャブとの密着度が低ければ負圧が強ければ二次エアーを吸い込みガスが薄くなるのではないでしょうか。後半の理屈はツジツマあわせかもしれませんが今までの経験上ははじめにも書きましたがスリーブとの相性が悪い印象です。交換されて良くなれば良いのですが、、、 ノルマのホースバンドには9ミリ幅と13ミリ幅があります。BMWはこの場所には9ミリ幅を採用しています。一般に幅広の方がホースに掛かる圧力が平均化するので幅広を使うことが多いのですがここに限ってはフランジ幅の関係と肉厚の関係で幅広バンドは逆効果です。 |
皆さん、いろいろご心配・懸念される点、アドバイスいただき、ありがとうございます。 具体的に症状を書きます。 まず、キャブが脱落する時は、必ず「パンッ!!」と破裂音がします。 そして、白い薄煙があがります。 これは、間違い無く、自分でも 火がインテーク側に戻っていると認識できます。 また、右、左のどちらかに かたよることなく、左右のキャブが脱落します。 メンテ履歴ですが、約3000km毎のオイル交換時と同タイミングに、タぺットクリアランス確認・調整をBMWディーラーで実施しています。 (現在の走行距離:22300km) クリアランスが0、又はマイナスということは無いようです。 IN側は約0.1mmのクリアランスがあるとのことでした。 タペット音は、タペット調整後の他のR100と比べてみたことがありますが、 「カタカタ」と音はします。これは普通のタペット音であると思っているのですが。。。 (インシュレーターのゴム管ですが、当初は、厚肉のゴムを使用していましたが、 現在は薄肉のものに変更してます。薄いほうが、ゴムのたわみも少なく、外れにくいと思ったためです。バンドは、もともとの幅(9mmくらい)のものを使っています。脱落後の再固定の際には、ゴム管の損傷(割れ、亀裂)が無いことを確認し、固定してます。ししかし、これに関係無く、時たま起きるバックファイヤー症状で、キャブは脱落します。) 今日、乗った時に、街中で 左側が 脱落したのですが、再固定するときに、シリンダーのインテークマニホールド部が、濡れっぽかったのです。 「ガス?」と思って、指で触ったら、「アチッ!」と熱かったので、すぐ指を拭きとってしまい、臭いを嗅がず、よくわかりませんでした。 この濡れっぽいのがガソリンだとしたら、どういうことなのでしょうか? 教えてくれくれ、ばかりですみませんが、ご指導 ご教授をお願い致します。 |
>「ガス?」と思って、指で触ったら、「アチッ!」と熱かったので、すぐ指を拭きとってしまい、臭いを嗅がず、よくわかりませんでした。 >この濡れっぽいのがガソリンだとしたら、どういうことなのでしょうか? 「アチッ!」の状態で生ガスがインテークに残る事は稀だと思います。やはりクランクケースのブリーザーからのオイルであると思います。 また、往々にして空燃比が希薄な状態でインテーク側にミスファイアリングしやすく、濃い場合にエキゾースト側にアウターファイアリングが起こります。これは一般論です。 僕はシリコンゴムのチューブを使っていますが…というのは再三に渡りゴムチューブを脱着すると二次エアを吸い込みやすくなります。運転中はこのゴムのチューブへの熱は気化冷却によって僅かなものですが、停止時にはヘッドの温度がインテークに伝わり次第に内径から硬化することがあるようです。するとインテークの脱落防止用の溝がゴムの裏面に形に残り、クランプの締め方によっては二次エアを吸いやすくなる場合もあるようです。チユーブを均等に締める為にはクランプは薄いバンド程良く、しかしながら現在出回っているホースは厚肉の様ですね。 もしも、バルブVSシートで何らかの理由で漏れが発生しているようならば、キャブが飛ぶ以外に機関温度の上下に伴いアイドリングの不調がたまには出ていると思われます。 そのようなことが無いとして…。 二次エアの吸い込みによる不着火→ミスフアイアリング。 コイルやコード、プラグのコンディションから来るミスファイアリング。 キャブ自体の不調(スターター経路やスロットルの"O"リング)から希薄状態となった際のミスファイアリング。 僕なら先ずこのあたりから疑い始めます。 |
▼Kuwauser (Paranoia#1 )さん: >二次エアの吸い込みによる不着火→ミスフアイアリング。 基本でしたね。 >コイルやコード、プラグのコンディションから来るミスファイアリング。 >キャブ自体の不調(スターター経路やスロットルの"O"リング)から希薄状態となった際のミスファイアリング。 >僕なら先ずこのあたりから疑い始めます。 僕もそのあたりのチェックをお願いしたほうがよいと思います。 で、3000kmごとの点検でデーラーさんには、バックファイヤーのご相談はされなかったのでしょうか? |
バックファイヤーで キャブが外れる? 脛に当たって痛い?? パワーフィルターが付いてる??? |
皆さんのご指導アドバイス、とてもありがたいです。 >もしも、バルブVSシートで何らかの理由で漏れが発生しているようならば、 >キャブが飛ぶ以外に機関温度の上下に伴いアイドリングの不調がたまには >出ていると思われます。 そのようなことが無いとして…。 アイドリングは、1000回転弱で 一定していて 調子が良さそうなのですが。。。 >で、3000kmごとの点検でデーラーさんには、 >バックファイヤーのご相談はされなかったのでしょうか? 相談はしたのですが、「R100は、たまににそういう事がおきるもらしい。」とか言われてしまってます。(面倒なのでしょうか。) 点検が、常に行き着けのディーラー店ではないので、その都度 細かく しつこく 聞かない私も良くないですね。メカニックさんに「様子見して下さい。」と言われて引き下がっていますので、今回の皆さんのご指導を理解して、勇気を出して 細かく相談してみようと思います。 >バックファイヤーでキャブが外れる? >脛に当たって痛い?? >パワーフィルターが付いてる??? 車両はノーマル状態です。パワーフィルター仕様ではないです。 キャブが脱落する際には、シリンダーのインテーク側だけでなく、 エアクリーナーBOX側も 脱落してしまうんです。 でも、皆さん、すごくモノ知りですね!。 私も教えてくれくればかりでなく、もっと勉強しなくては!、と思います。 とりあえずは、 2次エアを吸わないような取付(及び増し締め)の確認、 オイル量をゲージの真中くらいにする。 次回のタペット調整時にクリアランスの確認、 コイル、プラグコード、プラグのコンディション確認、 キャブの調整、 を展開してみようと思います。 他に、懸案と思われる事ありましたら、ご指導ください。 宜しくお願い致します。 |
>とりあえずは、 >2次エアを吸わないような取付(及び増し締め)の確認、 >オイル量をゲージの真中くらいにする。 >次回のタペット調整時にクリアランスの確認、 >コイル、プラグコード、プラグのコンディション確認、 >キャブの調整、 >を展開してみようと思います。 > >他に、懸案と思われる事ありましたら、ご指導ください。 >宜しくお願い致します。 久しぶりに 書き込みさせていただきます。 皆さんより、「バックファイヤーによるキャブ脱落」に関し、アドバイスをいろいろいただき、大変勉強になりました。 最終的には、キャブレターについて アクセルを閉じている場合での 空気の入る量を少なくするようにして、ガスの割合が濃くなるように 調整してもらったら、その後、一回もバックファイヤーの発生が無く、キャブが落ちる事は無くなりました。 気持ちよく バイクに乗れるようになりました。 |
▼武下さん: >最終的には、キャブレターについて アクセルを閉じている場合での 空気の入る量を少なくするようにして、ガスの割合が濃くなるように 調整してもらったら、その後、一回もバックファイヤーの発生が無く、キャブが落ちる事は無くなりました。 混合空気が薄かったんですね。 >気持ちよく バイクに乗れるようになりました。 これからツーリングシーズンですから、楽しんで下さい。 |
ゴムの劣化によるブローバイのオイルによりキャブが汚れる。(外れやすくなる) キャブセッティングの狂い。 ラバーパーツの交換と、キャブセッティングで現在様子見です。 インテーク内のオイルベトベトはコントロールできるのでしょうか? |
▼Firemanさん: > ゴムの劣化によるブローバイのオイルによりキャブが汚れる。(外れやすくなる) キャブセッティングの狂い。 ラバーパーツの交換と、キャブセッティングで現在様子見です。 外れやすくなるのは脱脂してから組めば良いのと、冷間で組んだのを、試運転で温度を立ち上げて、再度軽くしめておけば、脱落は回避出来るような気がします。 >インテーク内のオイルベトベトはコントロールできるのでしょうか? エンジンオイルの油面を厳密に合わせてものGの変化でブリーザーのラインに出やすくなる傾向はあるみたいです。油面が高いとクランクがオイルを叩くこともあるようです。 小さめなエアクリーナーボックスの容量も吸えるところなら、どこでも吸っちまえと言わんばかりですね。 ブリーザーパイプの取り回しや管径で流速を下げられれば…あるいは途中の管径を上げておいて中に適当なサイズのオリフィスを入れるなんて効果あるかもしれませんよ。内圧が上がれば他にネガが出るかもしれませんけれど。 実際にはブローバイガスの量でなくクランクケースの内圧変化もあって…しかも水平対向はブリーザーの取出位置に苦慮するはずです。深いオイルパンやバッフルが有効かもしれませんけれど、僕はあまり気にしていません。 1100のエンジンではクランクシャフトの中を一度通して遠心分離させているのかな? BMWの人に聞いた訳じゃありませんけど。もっとも触媒のコンスタントな機能保持やオキシゲンセンサーの汚損等を気にするとネガが大きいってことなのかもしれませんね。 |
>>どうも一筋縄ではいかないようですね。!!あまり中は気にしないことにします。 最近オイルの消費量も少なくなって(4000KM/Lくらい)非常にいいのですが、どうも気になっていました。 >>インテーク内のオイルベトベトはコントロールできるのでしょうか? >エンジンオイルの油面を厳密に合わせてものGの変化でブリーザーのラインに出やすくなる傾向はあるみたいです。油面が高いとクランクがオイルを叩くこともあるようです。 > >小さめなエアクリーナーボックスの容量も吸えるところなら、どこでも吸っちまえと言わんばかりですね。 > >ブリーザーパイプの取り回しや管径で流速を下げられれば…あるいは途中の管径を上げておいて中に適当なサイズのオリフィスを入れるなんて効果あるかもしれませんよ。内圧が上がれば他にネガが出るかもしれませんけれど。 > > >実際にはブローバイガスの量でなくクランクケースの内圧変化もあって…しかも水平対向はブリーザーの取出位置に苦慮するはずです。深いオイルパンやバッフルが有効かもしれませんけれど、僕はあまり気にしていません。 > >1100のエンジンではクランクシャフトの中を一度通して遠心分離させているのかな? BMWの人に聞いた訳じゃありませんけど。もっとも触媒のコンスタントな機能保持やオキシゲンセンサーの汚損等を気にするとネガが大きいってことなのかもしれませんね。 |