Page 856 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼フィルター交換で? ひげ爺(ミスティック) 06/10/12(木) 0:03 ┣あれはエア抜きではなく mot 06/10/12(木) 4:25 ┃ ┗Re:あれはエア抜きではなく ひげ爺(ミスティック) 06/10/12(木) 11:57 ┃ ┣Re:あれはエア抜きではなく ををつか 06/10/12(木) 20:02 ┃ ┗BMW'BBS 青ちゃん 06/10/12(木) 21:40 ┣オイルフィルター交換時のエアー抜きについて 青ちゃん 06/10/12(木) 7:14 ┗Re:フィルター交換で? (^^; 06/10/14(土) 0:23 ┣解説感謝です mot 06/10/14(土) 2:05 ┗サーモ本体のエアを抜くんじゃよ 青ちゃん 06/10/14(土) 23:33 ┗Re:サーモ本体のエアを抜くんじゃよ ひげ爺(ミスティック) 06/10/15(日) 11:28 ┗題名がフィルター交換で に なっていましたので バイク馬鹿侍 06/10/15(日) 18:04 ┗オイルエレメントキット付属品 OTTO 06/10/19(木) 17:09 ┗Re:オイルエレメントキット付属品 バイク馬鹿侍 06/10/19(木) 23:10 ┗横から失礼とは思いつつ mot 06/10/20(金) 1:13 ┗Re:横から失礼とは思いつつ バイク馬鹿侍 06/10/20(金) 13:03 ┣Re:横から失礼とは思いつつ バイク馬鹿侍 06/10/20(金) 13:04 ┃ ┗Re:横から失礼とは思いつつ バイク馬鹿侍 06/10/20(金) 13:06 ┗そこまでは mot 06/10/22(日) 5:02 ┗技術資料によると OTTO 06/10/22(日) 14:54 ┣オイルクーラーのエアー抜き 青ちゃん 06/10/22(日) 16:09 ┃ ┗Re:オイルクーラーのエアー抜き ひげ爺 06/10/22(日) 22:32 ┃ ┣Re:オイルクーラーのエアー抜き 青ちゃん 06/10/23(月) 6:59 ┃ ┃ ┣Re:オイルクーラーのエアー抜き ををつか 06/10/23(月) 8:07 ┃ ┃ ┗Re:オイルクーラーのエアー抜き ひげ爺(ミスティック) 06/10/23(月) 8:48 ┃ ┃ ┗Re:オイルクーラーのエアー抜き 青ちゃん 06/10/23(月) 12:27 ┃ ┃ ┗Re:オイルクーラーのエアー抜き ひげ爺(ミスティック) 06/10/23(月) 19:07 ┃ ┃ ┗Re:オイルクーラーのエアー抜き 青ちゃん 06/10/23(月) 19:20 ┃ ┣Re:オイルクーラーのエアー抜き バイク馬鹿侍 06/10/25(水) 17:27 ┃ ┃ ┗Re:オイルクーラーのエアー抜き ひげ爺(ミスティック) 06/10/25(水) 18:07 ┃ ┗とても残念ですが、さらに意見交換しませんか? 青ちゃん 06/10/25(水) 22:12 ┃ ┗Re:とても残念ですが、さらに意見交換しませんか? ひげ爺 06/10/25(水) 22:59 ┃ ┣正しい手順を踏めば mot 06/10/26(木) 0:05 ┃ ┃ ┣Re:正しい手順を踏めば 青ちゃん 06/10/26(木) 7:47 ┃ ┃ ┣Re:正しい手順を踏めば ををつか 06/10/26(木) 8:03 ┃ ┃ ┃ ┣Re:正しい手順を踏めば ひげ爺(ミスティック) 06/10/26(木) 11:53 ┃ ┃ ┃ ┗Re:正しい手順を踏めば OTTO 06/10/26(木) 11:54 ┃ ┃ ┃ ┗Re:正しい手順を踏めば バイク馬鹿侍 06/10/27(金) 0:34 ┃ ┃ ┗Re:ブリード OTTO 06/10/26(木) 17:21 ┃ ┃ ┗Re:ブリード mot 06/10/26(木) 23:55 ┃ ┃ ┗Re:ブリードとドレン OTTO 06/10/27(金) 13:11 ┃ ┗オイルフィルター、オイル交換時の注意事項 青ちゃん 06/10/26(木) 7:44 ┃ ┗以前オイルクーラーをパンクした方がいました。 青ちゃん 06/10/26(木) 7:51 ┃ ┗R100Rにはサーモがありませんでした。 青ちゃん 06/10/26(木) 12:47 ┗Re:補足資料 -1 OTTO 06/10/26(木) 11:23 ┗Re:補足資料 -2 OTTO 06/10/26(木) 11:26 ─────────────────────────────────────── ■題名 : フィルター交換で? ■名前 : ひげ爺(ミスティック) ■日付 : 06/10/12(木) 0:03 -------------------------------------------------------------------------
某サイトで『フィルター交換』をした時の注意事項が記されてますが・・・・ 小生は『フィルター交換』してもエアー抜きなんぞした事ありません!! 長時間放置の場合は片側から抜けてしまう事があるかも知れませんが直ぐ交換しますので逆流は有りません、サーモスタット(HPN)付きですが交換した後OILはMAXにしてお出かけです、但し帰ってから再確認はしますが減ってません。 皆さんは如何してますか? |
▼ひげ爺(ミスティック)さん: こんにちは。サーモバルブ付きのオイルクーラーを装備した車両での注意事項のことだと思いますが、オイルクーラーに溜まっている古いオイルを抜き取るために、ブリード・ボルトを使う作業のことかな。 ぼくはその > 某サイトで『フィルター交換』をした時の注意事項が記されてますが・・・・ を知らないのでどういう記述があるのか判らないんだけど… ネジ部も頭も長い専用のブリード・ボルトを手でねじ込んで、通常はオイルが暖まった時に始めて開くサーモバルブをあらかじめ押し上げ、オイルクーラーに残っている分が下へ降りるようにしろという、ヘインズに載っている記述でやっと得心がいった覚えがあります。 |
▼motさん: >▼ひげ爺(ミスティック)さん: >こんにちは。サーモバルブ付きのオイルクーラーを装備した車両での注意事項のことだと思いますが、オイルクーラーに溜まっている古いオイルを抜き取るために、ブリード・ボルトを使う作業のことかな。 > >ぼくはその >> 某サイトで『フィルター交換』をした時の注意事項が記されてますが・・・・ >を知らないのでどういう記述があるのか判らないんだけど… 参考に『某サイト』です。 http://8626.teacup.com/bmw3335/bbs 小生のタイプは違うので気にしなくていいのかな〜と思ってます、RSなどのクーラー付きの場合この作業って大変ですね?本当にやるんだったら。 |
▼ひげ爺(ミスティック)さん: > 小生のタイプは違うので気にしなくていいのかな〜と思ってます、RSなどのクーラー付きの場合この作業って大変ですね?本当にやるんだったら。 私もRSですが、意識してやった事は無いです。 オイル交換し、クーラー内にオイルのが残っていれば、新しいオイルと混じるし クーラー内のオイルが抜けていれば、エンジン始動後、オイルが熱くなりサーモ スタットが開けばクーラー内の空気を追い出すと考えています。 確かに、オイル交換後、走行するとオイルレベルが下ってる時と変らない時が あります。 |
▼ひげ爺(ミスティック)さん: >参考に『某サイト』です。 > http://8626.teacup.com/bmw3335/bbs このBBSは初めてしりましたが、色々なBBSがあるのはいいことですね。 皆さん、肌に合う合わないがあると思いますの、好きなサイトでコミニケーションが図れればいいと思います。 OTTOさんも書き込まれてるので、安心です。 |
▼ひげ爺(ミスティック)さん: > 某サイトで『フィルター交換』をした時の注意事項が記されてますが・・・・ >小生は『フィルター交換』してもエアー抜きなんぞした事ありません!! > 長時間放置の場合は片側から抜けてしまう事があるかも知れませんが直ぐ交換しますので逆流は有りません、サーモスタット(HPN)付きですが交換した後OILはMAXにしてお出かけです、但し帰ってから再確認はしますが減ってません。 >皆さんは如何してますか? 私もしていませんが、2本サスの古い雑誌の切抜きには、オイルクーラーのエアー抜きについて書かれていて、例のサーモOFF用ボルトに替えてしばらく運転するような記述がありましたよ。 |
エア抜き作業は必要ですよ。 ただし、オイルクーラーのエア抜きではなく、サーモスタット本体のエア抜きじゃよ。 オイル交換時に、サーモ内のオイルが抜けてエアが入ったまま組み付けるわけだが、エンジンにオイルを入れても、サーモ内のエアはそのままだね。 エンジンオイルが温まっても、サーモ本体内はエアが溜まっているからバイメタルを作動させる温度まで上がりきらず弁は開かずエアは押し出されないから、結果オイルはオイルクーラーへは送られず、熱くなったオイルは冷却されずにエンジン各所へ送られるわけだね。 そうなると、オイルクーラーは無いと同じだね。 そうならないために、サーモ本体のエアを抜くんじゃよ。 ただし、バイメタルが完全にエアに包まれて断熱状態にある訳ではないから、油温が更に上がり、クランクケースの温度が上がりヒート状態になってくればバイメタルが縮み出してオイルがクーリングラインに流れ出しエアが抜け出して正常な状態に回復するので、大きなダメージには至らんので、心配は無いのだよ。 オイルクーラー内のエアはサーモが正常に働けば、オイルで押し流されて自然に抜けるじゃろ! サーモ無しモデルは、オイルポンプから圧送されたオイルが全てフィルターとクーラーを通るから、エア抜きは自然に行われるからエア抜きの手間が要らんわけだな。 |
▼(^^;さん: どうもね、自分じゃ励行してるけど、なぜそうしなくちゃいけないかをどう書き込んだものか考えあぐねてたんです。 これで、相当エンジンが熱くなってるのにオイルクーラーはそれほどでもないという話の原因が分かった気がします。 |
▼(^^;さん: >エア抜き作業は必要ですよ。 > >ただし、オイルクーラーのエア抜きではなく、サーモスタット本体のエア抜きじゃよ。 > >オイル交換時に、サーモ内のオイルが抜けてエアが入ったまま組み付けるわけだが、エンジンにオイルを入れても、サーモ内のエアはそのままだね。 >エンジンオイルが温まっても、サーモ本体内はエアが溜まっているからバイメタルを作動させる温度まで上がりきらず弁は開かずエアは押し出されないから、結果オイルはオイルクーラーへは送られず、熱くなったオイルは冷却されずにエンジン各所へ送られるわけだね。 >そうなると、オイルクーラーは無いと同じだね。 > >そうならないために、サーモ本体のエアを抜くんじゃよ。 これは勉強になったわい。 サーモ本体のエアー抜きとはなるほどでござるな。 |
▼青ちゃんさん: >▼(^^;さん: >>エア抜き作業は必要ですよ。 >> >>ただし、オイルクーラーのエア抜きではなく、サーモスタット本体のエア抜きじゃよ。 >> >>オイル交換時に、サーモ内のオイルが抜けてエアが入ったまま組み付けるわけだが、エンジンにオイルを入れても、サーモ内のエアはそのままだね。 >>エンジンオイルが温まっても、サーモ本体内はエアが溜まっているからバイメタルを作動させる温度まで上がりきらず弁は開かずエアは押し出されないから、結果オイルはオイルクーラーへは送られず、熱くなったオイルは冷却されずにエンジン各所へ送られるわけだね。 >>そうなると、オイルクーラーは無いと同じだね。 >> >>そうならないために、サーモ本体のエアを抜くんじゃよ。 >これは勉強になったわい。 >サーモ本体のエアー抜きとはなるほどでござるな。 サーモ本体の中にどの位(?cc)のエアーが残ってるのかな? でOILポンプの吐出圧力が冷間時は1MPa程上がるって情報も有ります、それとサーモスタットが入ってる所って見た事有りませんが通路的には完全密閉なんですか?、小生のHPNはサーモの隙間から向うが見えるぐらい開いてますが・・・・・ |
R100RS86式乗りの侍です いつも楽しく勉強し拝見させて頂いております 少し話題が逸れちゃうのかな?逸れていたら勘弁して下さい 本日、オイルエレメントを交換致しました が ディーラに町のバイク屋さんから注文して頂きました。 写真で写っているのが付属で付いてきていた Oリング&ガスケット&銅ワッシャ等です。 図7)の工具は交換時に使用した6角レンチで関係御座いません ↓下記図5)の、銅ワッシャを何処に使用しているのか解りませんでした 解らなかったので交換は出来ませんでした。 ワッシャサイズは、内径が6mmでした。 図6)の銅ワッシャと同じサイズ 図6)の銅ワッシャは、オイルポンプの底の6ミリボルトの銅ワッシャと同じサイズだったので交換しました。 写真には写っていませんが、オイルドレンボルトのワッシャも 付属で付いていましたので交換しました。 追伸 オイルポンプのエア抜きに関しては、全くにしないで行っています。 ↓当たり前のオイル交換方法ですが・・・・ 小生は、フィルター交換時&オイル交換時には 一回目のオイル量(約2L弱)を入れてから必ずアイドリング状態で5分間程置き その後、5分間程度エンジンを止めて置いてから もう一度オイル量を確認してから不足分を足します。 再度、エンジンをアイドリングで数分回転させて 最終オイル量の確認で終わります。 それじゃ〜正確に言うとエアー抜きが出来ていないから 一瞬、エンジンに悪いのかな??? |
▼バイク馬鹿侍さん: オイルフィルターキットで購入すると付属品がいろいろと入っています。 モノサスの場合、ペーパーガスケット(1)とシムワッシャー(3)は使用しません。 2枚の銅ワッシャーは同じものでサーモスタットのエア抜き用です。 何故2枚入っているかですが想像するとエア抜き用ロングボルトに使用し、 元のボルトに戻すときに再度交換するものなのでしょうか。 モノサスにペーパーガスケットを装着すると白色オーリングの密着が悪くなり オイルがオイルパンに逃げて油圧が上がらなくなり、クーラーに廻る油量も減り 油温が上昇するようです。下記はHPN社製GS用サーモスタット部に 掲載されている注意文です。 Caution ! There are often problems based on incorrect mounted parts when changing oilfilters. Engines of the GS series 87-96 need no paper gaskets under the filter cover. If the gasket is installed you can get severe motor damage due to low oil pressure and too high oil temperature. Please follow the mounting instructions - if you are not sure ask your dealer or HPN. |
初めまして? ▼OTTOさん様 ご指導有り難う御座います。 >オイルフィルターキットで購入すると付属品がいろいろと入っています。 >モノサスの場合、ペーパーガスケット(1)とシムワッシャー(3)は使用しません。 え??? R100RS 86式に乗っていますが (1)ガスケットは、中古5000kmで購入から 初めてのフィルター交換から元々付いていましたので 交換せずにそのまま、購入時から付いていたガスケットを使用しています ガスケットを剥離し、白色のオーリングだけでもいいのかな〜? >2枚の銅ワッシャーは同じものでサーモスタットのエア抜き用です。 >何故2枚入っているかですが想像するとエア抜き用ロングボルトに使用し、 >元のボルトに戻すときに再度交換するものなのでしょうか。 サーモスタット???って フィルター外側に付いているのは、オイルポンプじゃなかったの?? 一番下側に付いている頭が10mm(六角)ボルトでネジ部が6mmの 忘れましたが、長さが約3cm〜4cm位のボルトですよね? なにげに、フィルター交換作業途中に(3)←中古で購入時から入っていました・(銅ワッシャ一枚)・白色オーリングを交換しました。 エアー抜き?などは気にしないで上記投稿の方法で、交換していますが・・・ ダメなのでしょうかね? エアー抜きって必要なのかな〜? ロングボルトがどの位の長さなのかな〜? 元のボルトに戻すとき???←この意味が分からないのですよ??? 元々入っている長さが約3cm〜4cm位のボルトを取り 銅ワッシャを交換しただけですが・・・・・・ >モノサスにペーパーガスケットを装着すると白色オーリングの密着が悪くなり 言われてみて考えてみて、ガスケットの厚みで白色オーリングの密着は悪くなりますね! |
▼バイク馬鹿侍さん: こんにちは。OTTOさんに答えてもらうまでもない部分は僕の方から。 >サーモスタット???って >フィルター外側に付いているのは、オイルポンプじゃなかったの?? オイルポンプはカムシャフト直結でクランクケース内にあります。フィルターカバーについているのはサーモバルブで、油温が一定以上になると開いてオイルクーラーにオイルを送るようになります。 >一番下側に付いている頭が10mm(六角)ボルトでネジ部が6mmの >忘れましたが、長さが約3cm〜4cm位のボルトですよね? これがもし、六角部が15ミリ、ねじ部が23ミリあるボルトのことだったら、それはオイルブリード用のねじです。本来のねじは普通の六角部にねじ部の長さ10ミリです。オイルブリード用のボルトを付けたままだと、油温が低くても高くても常にオイルクーラーにオイルを送ることになります。 >エアー抜きって必要なのかな〜? エアー抜きということではなく、オイルクーラーに残っている古いオイルも完全に交換するために、オイルブリードボルトに一旦抜き替えて交換作業をする必要があると思います。その上で、規定どおりオイルランプが消えるまでセルを回して、クーラーにまでオイルを送ってオイルゲージをチェックするのがベストだと思います。 >ロングボルトがどの位の長さなのかな〜? 上記のとおり六角部15ミリ、ねじ部23ミリです。端部を面取りしてサーモバルブ本体を傷つけないようにする必要があるようです。このボルトが入手時から刺さっていたとすると、 >元のボルトに戻すとき??? という意味が判らなくても不思議がないんですが、どうでしょう。 >言われてみて考えてみて、ガスケットの厚みで白色オーリングの密着は悪くなりますね! 僕も一時期ペーパーガスケットを装着してしまっていました。実害はありませんでしたが。 オイルの流れを追ってみると、オイルクーラーへ回ったオイルはそのままオイルパンへ落ちるようです。その点からしてオイルラインへのエアの混入による潤滑不良というのは考えにくく、bleedという言葉に対する誤解があるのかな、と想像しています。 |
▼motさん ありがとう御座います だいたい分かったのですが・・・・ もう少しだけお聞きしたいです。 オイルクーラーに残っている古いオイルも完全に交換するために、オイルブリードボルトに一旦抜き替えて交換作業 ↑多分、図2の11番のボルトになるのかな?? 図1は、青ちゃんさんからの勧めで買った雑誌の オイルサーモの図です。 これには、ガスケットも全て部品が載っていますが 図2は、サイトhttp://www.webparts.com/cycles/ficheframeset.cfm?tablename=R100RS_1のLubric.Syst.-Oil Cooler/Filter Head のパーツリストです。 図2では、ガスケットもなく白色のオーリングらしき物しか 載っていません 図1は、二本サスのRSのメインテナンスで 図2は、モノサス用?二本サス用? 後、図2から言うとどのボルトにあたりますか?? ↓ これがもし、六角部が15ミリ、ねじ部が23ミリあるボルトのことだったら、それはオイルブリード用のねじです。本来のねじは普通の六角部にねじ部の長さ10ミリです。オイルブリード用のボルトを付けたままだと、油温が低くても高くても常にオイルクーラーにオイルを送ることになります。 また、図2の10番のボルトの先端はテーパーになっていたのですが 何故なのでしょう??? 疑問に思った事を、ついつい何でも知りたくて聞いてしまってる私を 責めないでくださいね。 どうか、よろしくお願い致します。 |
1つの投稿で複数枚の写真の貼り付け方が分からないので すみません。 |
▼バイク馬鹿侍さん: >1つの投稿で複数枚の写真の貼り付け方が分からないので >すみません。 |
▼バイク馬鹿侍さん: 専門家でもなんでもないので残念ながら僕も判らないことだらけなんです。 >↑多分、図2の11番のボルトになるのかな?? これは簡単でその通りなんだけど、 困るのはBMの元の図面が正確とは限らないことです。著作権の関係からかその元の図面を新たに描き直して誌面、書籍に掲載する例が結構あります。その時に何らかの加筆が加わったりするらしく、図1はその誰かが描き直した版、図2は元のフイッシュからの写しだと思われます。そのため図だけではどれだけ正確か判断しにくい感じがあります。 >図1は、二本サスのRSのメインテナンスで >図2は、モノサス用?二本サス用? それで残念ながらこれは判断不能です。誰か判る人がいるといいんだけど。 >後、図2から言うとどのボルトにあたりますか?? >↓ >これがもし、六角部が15ミリ、ねじ部が23ミリあるボルトのことだったら、それはオイルブリード用のねじです。 これも11番ですね。 >また、図2の10番のボルトの先端はテーパーになっていたのですが > 何故なのでしょう??? バルブを組み立てる都合上こういう形状なんでしょうが、やはり誰か識者の知恵を拝借したいとこです。これじゃ全然役に立たないけど平にご容赦。 |
1979年5月、ディーラーに以下の資料が出回ったようです。原文は英語 OTTO訳 間違いが無いように注意して翻訳しましたが限られた語学力のため参考程度にお考えください。 部品番号等は当時有効で現在は調査していません。「 」内はOTTOの注釈 ************************************* サービス・インフォメーション USAとカナダのみ タイトル:R100RS用オイルクーラー 長時間の過酷な条件下でもエンジンオイルを適温で維持させるためオイルクーラーを装備した。 オイルクーラーはオイルフィルター・カン内にあるサーモスタットによって管理されている。 このサーモスタットは油温およそ80℃で開き始め、およそ110℃で最大となる。 潤滑回路系構成部品(ホース、オイルクーラー、オイル交換:フィルター交換を伴わない温間時の作業時も含む)の脱着時には以下の手順を行う。 エンジンオイル充填の前にフィルターカバーより六角ボルトM6x10を外し、テンポラリー・ボルト(11421335394)「エア抜き用ロングボルトのこと」をシールリング(07119963034)とともにねじ込む。 オイル全量は2.5リッターである。(オイルクーラーとホース部分を含む) オイルクーラーのエア抜き エンジンオイル充填後、左右のスパークプラグキャップを抜き、アダプター(BERU EP 1サプレッサー・エレメント)「捨て火装置と思われる」を装着する。さもないとキャップの防水ラバーが溶け落ちます。イグニッション・オンにしてセルフスターターでクランキングさせオイルをオイルクーラーに充填させる。油圧ランプが消灯すればエア抜き完了です。 重要:この作業の後、テンポラリー・ボルトは必ず外し、新しいシールリングと共に元のボルトを取り付ける。さもないとサーモスタットは作動しない。この状態では重大なエンジン損傷に導く恐れがある。(正常なエンジン温度に達しないことや冷間始動時にクーラー内が高圧力になる) 走行1万5千kmでフィルターとオイルを交換する。その際クーラー内のオイルも必ず交換する。 エア抜きはフィルターの交換時にテンポラリー・ボルトを取り付けることで行われる。 (バルブを開くことでオイルは排出される) オイル排出後、新しいフィルターを差し入れ、テンポラリー・ボルトと共に組付ける。 注意:後付けでオイルクーラーを取り付けた場合、フィルターはロングタイプ(11421335385)となる。オイル量やエア抜き作業は上記と同じである。 R100RS用の後付けオイルクーラーキットは部品設定があります。(11421335396) 通常の補修部品を注文する要領で入手できます。 後付けキットにはエンジンセンター部オイルクーラー装備前提の専用フェアリングは含まれていません。部品発注の際には御注意ください。さもないとオイルクーラーが装着できません。 オイルクーラー装備用専用センターフェアリングは下記の部品番号で入手できます。 46631237662 シルバー・メタリック 46631237964 ゴールド・メタリック 46631237965 プライム・フィニッシュ このオイルクーラーは/5、/6、/7(R60/7−R100S)にも取り付け可能です。 詳細については近日中にサービス・インフォメーションでお知らせします。 ************************************* 国内ディーラーにも同様の情報が流れたと思います。 |
▼OTTOさん: 貴重な資料ありがとうございます。 こんな資料が残ってるなんて凄いですね。 私も次回から(もう遅いかな?)オイルクーラーのエアー抜きとブリードバルブのを取り外しを行おうと思います。 オイルクーラーが低温時圧力で壊れるかも知れないというのは説得力がありますね。 早速MYR100RS'89にメモしておきました。 http://www.ohv-boxer.com/c-board-1/c-board.cgi?cmd=tre;id=myr100rs |
▼青ちゃんさん: >▼OTTOさん: >貴重な資料ありがとうございます。 >こんな資料が残ってるなんて凄いですね。 > >私も次回から(もう遅いかな?)オイルクーラーのエアー抜きとブリードバルブのを取り外しを行おうと思います。 >オイルクーラーが低温時圧力で壊れるかも知れないというのは説得力がありますね。 他人事ですが・・・・・ リスクを伴ってまでサーモ部&クーラー部のOIL全部交換しなくても良いのでは?と思ってしまいますが・・・・・ |
▼ひげ爺さん: >▼青ちゃんさん: >>▼OTTOさん: >他人事ですが・・・・・ >リスクを伴ってまでサーモ部&クーラー部のOIL全部交換しなくても良いのでは?と思ってしまいますが・・・・・ ひげ爺さん リスクてどの部分ですか? |
▼青ちゃんさん: >ひげ爺さん >リスクてどの部分ですか? サーモスタットバルブを開けたまま(長いボルトの挿入状態)で 冬季の始動時にトラブルが発生するリスク では無いですか? |
▼青ちゃんさん: >>他人事ですが・・・・・ >>リスクを伴ってまでサーモ部&クーラー部のOIL全部交換しなくても良いのでは?と思ってしまいますが・・・・・ > >ひげ爺さん >リスクてどの部分ですか? OTTOさんのネタでんすが 重要:この作業の後、テンポラリー・ボルトは必ず外し、新しいシールリングと共に元のボルトを取り付ける。さもないとサーモスタットは作動しない。この状態では重大なエンジン損傷に導く恐れがある。(正常なエンジン温度に達しないことや冷間始動時にクーラー内が高圧力になる) ってのが記してます、ロングボルトを入れたままですとバイパスせず直接クーラーに高圧(1MPa?)が掛かるって・・・・それとエアー抜き?が必要とか。 |
▼ひげ爺(ミスティック)さん: >OTTOさんのネタでんすが >重要:この作業の後、”テンポラリー・ボルトは必ず外し、” > ってのが記してます、”ロングボルトを入れたまま” なんか食い違っていませんか? |
▼青ちゃんさん: >▼ひげ爺(ミスティック)さん: > >>OTTOさんのネタでんすが >>重要:この作業の後、”テンポラリー・ボルトは必ず外し、” > >> ってのが記してます、”ロングボルトを入れたまま” > >なんか食い違っていませんか? >>(正常なエンジン温度に達しないことや冷間始動時にクーラー内が高圧力になる) >>ってのが記してます、ロングボルトを入れたままですとバイパスせず直接クーラ>>ーに高圧(1MPa?)が掛かるって・・・・ どの辺に思い違い(食い違って)が出てきたのかな? 通常とセットされるボルトとロングボルト(強制的にサーモスタットの通路を開く)のセットミスで壊さないために・・・・って事を言いたかったのですが。 |
▼ひげ爺(ミスティック)さん: >▼青ちゃんさん: > どの辺に思い違い(食い違って)が出てきたのかな? >通常とセットされるボルトとロングボルト(強制的にサーモスタットの通路を開く)のセットミスで壊さないために・・・・って事を言いたかったのですが。 セットミスを言ってるとは思いませんでした。 最近特に文章の理解が乏しいのです。 ボケ老人ですね。 |
▼ひげ爺さん: >他人事ですが・・・・・ >リスクを伴ってまでサーモ部&クーラー部のOIL全部交換しなくても良いのでは?と思ってしまいますが・・・・・ 色々と意見交換はしましたが ひげ爺さんの意見に賛成! |
▼バイク馬鹿侍さん: >▼ひげ爺さん: >>他人事ですが・・・・・ >>リスクを伴ってまでサーモ部&クーラー部のOIL全部交換しなくても良いのでは?と思ってしまいますが・・・・・ > >色々と意見交換はしましたが >ひげ爺さんの意見に賛成! ”触らぬ神に祟りなし”どすな! |
▼ひげ爺さん: >他人事ですが・・・・・ >リスクを伴ってまでサーモ部&クーラー部のOIL全部交換しなくても良いのでは?と思ってしまいますが・・・・・ 今回のお二人の書き込みですが、私としてはとても残念です。 OTTOさんが本来我々ユーザーに公開しなくてもいい内容を翻訳までしてくれて、公開してくれました。 それもBNMWがデーラーに出していた根拠ある資料だと思います 反論すべき内容でしたら、それを否定できる根拠が必要だと思うのです。 否定する根拠なしに自分はやらないよというのは、OTTOさんの書き込みを理解しようと思っている他の訪問者にとっては、何が真実かわからなくなると思うのですが。 お二方は常連さんで、よくアドバイスもしてくれてる方達ですので、なおさらかと思います。 このテーマはとても重要だと思いますので、皆さんでBMWからのメッセージについて意見を出して見ませんか? どの部分は肯定できて、どこの部分を否定するかを意見を出し合いましょうよ。 このまま、この貴重なメッセージをつぶしてしまうのはもったいないと思います。 |
▼青ちゃんさん: >>他人事ですが・・・・・ >>リスクを伴ってまでサーモ部&クーラー部のOIL全部交換しなくても良いのでは?と思ってしまいますが・・・・・ > >今回のお二人の書き込みですが、私としてはとても残念です。 そうですか?投げやりな気持ちは有りません、只・・・・ 仕事柄、触った事の無い機械や電子部品を修理やOHする事が有ります、内容(動作)が解らず”触ってはいけない”部分を触り壊してしまうって事が多々有ります。 そんな経験からのアドバイス?として受け取って欲しかっただけです。 サーモ部を理解して触るのだったら良いのですが・・・・ど素人・素人・セミプロ・プロの方がいますね、自分の技術に合った交換の仕方を小生はお勧めします。 ことわざに”角をためて牛を殺す”や”触らぬ神に祟りなし”ってなのが有りますので。 |
何ら問題なく、素人であっても完璧にオイルを交換する方法が判っている以上、その方法を使わない手はないんじゃないかな。その作業手順を正しく行わなかった時のリスクというのは当然あるわけで、それは作業者自身の責任において引き受ければすみます。 オイルが充分暖まらないことによるリスク、最悪オイルクーラーを破損するリスク、イグニッションコードを焼くリスク、いくつか脅しに近いような注意が与えられているけど、濡れた手でコンセントを抜き差しすれば感電死の恐れがあります、っていうのと同様のPL法的注意なんだし。それに正しい手順を踏んでいなくとも大変なトラブルになったという話はあまり聞かないということもあります。 ひげ爺さんが独自の経験に基づいて、判断がつかない時には、「触らぬ神に祟りなし」でいったほうがいいというアドバイスは、この場合該当しないと思うんだけど。 僕はオイルブリードボルトを使って必ずクーラーのオイルまで交換するのがベストという立場なので、その立場での発言を続けたいと思います。 あとね、この話題でずっと気になってるのは、「エア抜き」って言葉。「bleed」って単語の翻訳をどこかで誤って、それがそのまんまずっと誤解の元になってるんじゃないかって気がしてならないんだな。 ここでは、クーラーに残っているオイルを「bleed」するだけで、エアなんてどこにも何の関係もしないと思うんだけど。間違ってたらどうかご指摘を。 |
▼motさん: >あとね、この話題でずっと気になってるのは、「エア抜き」って言葉。「bleed」って単語の翻訳をどこかで誤って、それがそのまんまずっと誤解の元になってるんじゃないかって気がしてならないんだな。 僕は。bleed」=「エア抜き」って勝手に思ってしまったけど、本当の意味はなんでしょうね。 |
▼motさん: >何ら問題なく、素人であっても完璧にオイルを交換する方法が判っている以上、その方法を使わない手はないんじゃないかな。その作業手順を正しく行わなかった時のリスクというのは当然あるわけで、それは作業者自身の責任において引き受ければすみます。 > 昨日、気になって、ライダースハンドブック(mot氏所有)の該当ページを 読んでみました。 オイルフィルターの交換時に長いボルトを入れブリードしろとは書いていませんね。 そのかわり、サーモスタットユニットからクーラーに行くホースを外すのが 手順ですね。 R80GS−R100Rを対象にしたリペアマニュアルですと、該当車種は サーモスタットが付いていませんので、ブリードに関する格別な処置は 記載されていません。 BMW本社がアナウンスしているという、RSなどサーモスタット装着車両で、 サーモスタットブリードボルトを挿入したまま走行した時の「リスク」に関して ですが、 R80GSからR100RまでのGS系車種は、オイルクーラーが有るのにも 関わらずサーモスタットが装備されて居ません、冷間時まだ堅いオイルが オイルクーラーに流れ込む構造です。 サーモスタット装着車でサーモースタッとがバイパスされてしまって、冷間時 の粘性の高いオイルがクーラーに流れるのを、殊更「リスク」と言うのも変な 気がします。 オイル交換の正式な手順からすると、オイルクーラー内のオイルは抜くと 言うことですね。 |
▼ををつかさん: > > R80GSからR100RまでのGS系車種は、オイルクーラーが有るのにも > 関わらずサーモスタットが装備されて居ません、冷間時まだ堅いオイルが > オイルクーラーに流れ込む構造です。 よく考えれば(見れば)そうですよね、詳しい方の説明を読んでなるほどと思って”リスク”の事を書いたままです。 只、100Rはクーラー行きのホースがSUSメッシュに成ってます、この辺が違うのか??? motさん >ひげ爺さんが独自の経験に基づいて、判断がつかない時には、「触らぬ神に祟り >なし」でいったほうがいいというアドバイスは、この場合該当しないと思うんだ >けど。 「触らぬ神に祟りなし」と言うより”角をためて牛を殺す”方ですね、”アドバイスでは無くこう言う考えも有ります”に変更です。 小生が100RSだったらもっと突っ込んで見たと思いますが・・・・安易な考え(他人事と思って)で申し訳ない!! |
モノサス新車添付のハンドブックにはオイル交換/フィルター交換の記述が あります。しかしエア抜き作業についての説明はありません。 設計技術者としてはエア抜き作業を想定していたのでしょう。 オイルフィルターキットにM6用銅ワッシャーが2枚はいっているのも そのあらわれかと思います。運用上(?)は必ずしも必要ではなく、 ハンドブックに掲載が無いものと個人的に理解しています。 エア抜き作業にデメリットがあるならばメーカーとして訂正の情報が流れる でしょうがその必要がないのでそのままになっているものと思います。 近年、ネットの普及で古いモデルの技術情報が閲覧できたりします。 当時、何か問題が起こって、その対策としていろいろ改善策が出たことも あったようです。時代の流れを知っている現代人(?)から見ると本当の原因が 判らず右往左往している様が文書から見て取れます。メーカー技術者としては ピントのずれた当時の文書は見たくないでしょうネ。 下記は某サイトに書き込んだものです。 >モノサスRS/RT用オーナーズマニュアルではオイルエレメント交換時の >エア抜きについては何の記述もありません。暖気運転後のオイルレベル >再チェックを指示しているぐらいです。 >通常使用ではエア抜き作業を必要としないという事でしょうか? |
▼OTTOさん: >モノサス新車添付のハンドブックにはオイル交換/フィルター交換の記述が >あります。しかしエア抜き作業についての説明はありません。 >設計技術者としてはエア抜き作業を想定していたのでしょう。 >オイルフィルターキットにM6用銅ワッシャーが2枚はいっているのも >そのあらわれかと思います。運用上(?)は必ずしも必要ではなく、 >ハンドブックに掲載が無いものと個人的に理解しています。 >エア抜き作業にデメリットがあるならばメーカーとして訂正の情報が流れる >でしょうがその必要がないのでそのままになっているものと思います。 >近年、ネットの普及で古いモデルの技術情報が閲覧できたりします。 >当時、何か問題が起こって、その対策としていろいろ改善策が出たことも >あったようです。時代の流れを知っている現代人(?)から見ると本当の原因が >判らず右往左往している様が文書から見て取れます。メーカー技術者としては >ピントのずれた当時の文書は見たくないでしょうネ。 すごく、解りやすい説明で納得いたしました。 でも、ネット社会って怖いですね〜 以前、我が家のPSもウイルスがやられましたっけ〜笑 この掲示板のように凄く役に立ってるネット交換が最高に思います。 エアー抜きされどエアー抜き! オイル抜きされどオイル抜き! 車もバイクも、オイルが命 今時は、水冷バイクが主流で 水&オイルの管理さえ行っていれば エンジンは長持ち 気持ちよく走行できますよね! |
▼motさん: 例えばブレーキキャリパー頭頂部にブリ−ドバルブが設置されています。 このバルブよりブリード(BLEED:出血)されればブリード完了でブレッド BLED:BLEEDの過去形)となります。何のために作業するかを考えれば ブリーディングよりエア抜きの方が適切な表現だと思います。 インディペンデンス・デイといえば映画のタイトルですが独立記念日のことです。 Independence は「反・依存:他に依存しないこと」で日本語では独立、自立に なり、文字通り1人で立つ、自ら立つでより判りやすい(?)単語になります。 言語により得手、不得手があるようです。イギリスに依存していたアメリカが 独立したのでインデペンデンスで正解なのでしょうか。 |
▼OTTOさん: こんばんは。いつも様々な資料・お知恵を提供してくださりありがとうございます。おかげで議論にきちんとした裏打ちができ、僕らアマチュアだけでは「群盲象をなでる」状態になりかねない所を助けていただいています。 それで、bleedという単語についてですが、ブレーキサーキットについては、OTTOさんがおっしゃる通り、入り込んだエアをまさに抜き取るわけですから、「エア抜き」という訳が最適だと思います。 ところが今回の場合、抜き取るのはまずオイルです。オイルクーラーに残っている古いオイルを下へ落とすために、機械的にサーモバルブを押し上げる目的で、このブリードボルトを使用するわけです。 ここで、提供してくださった資料を見ると、単にテンポラリボルトを元のボルトと差し替えるとしか書かれていないのに気づきました。何のためにここでこのテンポラリボルトを使うのか、ということが書かれていません。 その後、空になってエアで満たされているクーラーにオイルを充填するための作業が記述されているとなると、この溜まっているエアを抜いてオイルを充たすという観点から、ここもまた「エア抜き」という表現が適切であるかに見えます。 それでもなぜ、僕がここは「オイル抜き」と表現するべきと思っているかというと、前述のように、まずは古オイルを抜く作業がメインだと思うからです。エアが混ざってまずいのも当然ですが、ブレーキ系の「エア噛み」ほど致命的ではないように思えますし。 あと、ヘインズでも、このボルトをオイル・ブリード・ボルトと呼んでいる、ということがあります。ご存知かと思いますが、ヘインズでは、OTTOさんご提供と同じ資料を参考にしたと思われる記述が、サーモバルブ付きオイルクーラー装着車向けに別項として立てられています。 このbleedという言葉は、血液のbloodと語源が同じで、その動詞型らしいですね。元々の意味は「血抜きする」ってことかと思います。獲物を解体する時に血を抜く、と。転じて色々な使い方が生じて、近代以前の医療法の一つとしての「瀉血」もこの語を使うそうです。 それでランダムハウスでは、自動車のブレーキラインからbleeder valveを開けて混入した空気を取り去ること、なんて記述が出てきます。ほかの辞典では、allow (fluid or gas) to escape from a closed system through a valve、と一般的というか抽象的な表現で語釈が載っています。 ある地域およびその住民が、植民地であることから脱して独り立ちの国家として存在することを主張しようとする時、それを日本語では「独立」する、と言いますね。きっと西周あたりがindependenceの訳語として当てはめたんじゃないかと思ってます。 本国イギリスからの、現地の実情にあわない課税に反発したアメリカ植民地の住民が、1776年七月四日に「独立宣言」Declaration of independenceを発し、自立した国家としてやって行くことを表明したのが合衆国建国の始まり、というわけですね。 なんだかひどく長くなりました。皆様ご容赦。 |
英文を掲載しなかったので行き違いがあったようです。 下記文面のなかで >オイルは排出される) オイル排出後 この部分はドレイン・アウトの単語が使われています。 したがってテンポラリー・ボルトはオイル排出とエア抜きの ふたつの役割があることになります。 >走行1万5千kmでフィルターとオイルを交換する。 >その際クーラー内のオイルも必ず交換する。 >エア抜きはフィルターの交換時にテンポラリー・ボルトを取り付けることで >行われる。(バルブを開くことでオイルは排出される) オイル排出後、 >新しいフィルターを差し入れ、テンポラリー・ボルトと共に組付ける。 |
▼ひげ爺さん: > 仕事柄、触った事の無い機械や電子部品を修理やOHする事が有ります、内容(動作)が解らず”触ってはいけない”部分を触り壊してしまうって事が多々有ります。 > そんな経験からのアドバイス?として受け取って欲しかっただけです。 > >サーモ部を理解して触るのだったら良いのですが・・・・ど素人・素人・セミプロ・プロの方がいますね、自分の技術に合った交換の仕方を小生はお勧めします。 > これは当然だと思いますが、自分の力量で作業するのは当然かと思います。 ただ、そんなに難しいことではないので、オイルフィルターを交換できるレベルの方でしたら相当多くの方が出来るのかなと思います。 ただ、自分自身も10年位はオイルクーラー内のオイルを抜いていませんでしたし、定期的なオイル交換で希釈されるから不要だと思っていました。 せっかく、BMWが文書にまで出してくれたことなので、実施して見ようかと思います。 |
▼青ちゃんさん: BMWの文書を見て、思い出したのは以前wanawanaさんが社外品のオイルクーラーを交換したら、裂けてしまったという記事があったはずだと思い、探して見たらありました。 http://www.ohv-boxer.com/c-board-1/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=2021;id= 当時、ブリード用ボルトがついていたか聞いてみたいですね。 |
R100Rもサーモがないんですね。 ”井の中の蛙大海を知らず”でした。 それで他人事だったわけですね。 |
(私の知っている範囲で)一般向けに出版された書籍でエア抜きについて 言及しているのは下記のKシリーズ発売記念で発行された「BMW BIKE」 のみです。整備バイブルとして知られるネコパブ「BMW バイクス」や スタジオ・タック「BMWメンテナンスブック」ではスルーしています。 また使用ガスケット、オーリング類についても微妙な扱いになっています。 ( )内は引用者補足説明 ******************************** BMW BIKE 別冊CG 二玄社 1983年11月25日発行 BMW メンテナンスノート 指導BMWジャパン 福間氏 ******************************** 「オイル交換」の項より まずオイルクーラーのホースを外しクーラー内のオイルを出してしまう. ヘキサゴンレンチを使い各ボルトを外す.外すに際しRS系はカウルに阻まれる こともあり,その場合シリンダー下のアンダーカウル固定ボルト及びメイントップ カウルとの継ぎビスを外し,フロントアンダーカウルの向かって左側タッピング ビスを外せばサイドカウルはフリーになる.これは車によって異なりあなたの RSがそうであるとは限らない.が,アンダーカウルを外して走りたい場合 覚えておくと便利だ.その際サイドカウルは,排気管を外さなくともシリンダー 下の割れ目を広げれば外せる.(初期型は割れ目がないので外せない) オイルフィルターの交換キットには,右手に持ったゴムのリングがついてくる. (原本にはイラストあり) このゴムリングは,入荷時期によって色が異なって いることがあるが,それは気にかける必要はない.装着する順は図の通りで, (イラストあり)順番は絶対に変えてはならない.左手側の金属リングが 曲がった場合は,交換する必要がある.エンジンが冷えた状態での始動時, オイル圧は6〜8kg/cm2以上である.2kg/cm2前後のタイヤ空気圧ですら指で 止めるのは難しいほどだから,このリングにかかる圧力がいかに高く,これが 正しい状態に装着されていないとオイルリークをおこす恐れのあることが, 容易に想像できよう. このような(イラストあり)ヘキサゴンレンチが工具専門店で売られている. 一種のフレキシブルレンチで,かなりの角度まで自由にまわせる. これさえあれば,カウルを外すことなしにフィルターが取り外せる. (ボールポイント式ヘキサゴンレンチ) 続く |
続き フィルターは図のように分割タイプとなり,以前の一体タイプのように エグゾーストを外す必要がなくなった.外す際のコツは,フィルターどうしの ジョイントを,フィルターを回しながら探すところにある.もし,あなたの フラットツインのフィルターが一体式だったなら,その場合は金切りバサミを 用いればよい.この段階においても,普段のオイル交換の際も,エンジンを 回してはならない.その理由は,シリンダー内面の潤滑は吹き出すオイルに よって行われているが,フラットツインゆえに水平に置かれたシリンダー上部の オイルは長期間のうちに流れ落ち,全く潤滑されていないことになるからだ. これは水平対向エンジンの根本的な短所といえるが,BMWでは, 近年の大排気量化に伴いオイル回路を巧みに仕組んでおり,その心配は なくなった. すべてを元通りにセットアップしたならば,オイルクーラーのエア抜きを しなくてはならない.新車時に付いてきたボルトを図のように回し込こんだ後, フューエルコックを閉じ,プラグを抜き,セルによりエンジンを始動する. メーター内のオイルランプが消えるまで回し,消えたらエア抜きは完了である. その後ボルトは元のものにもどしておく事.オイルクーラーからくるホースの 左右は,向かって右側は右,左側が左である.この順を間違えぬこと.ボルトの ネジを切ってある部分の適正な長さは23mmである.古い車種に付属してきた ボルトの中にはそれより長いものがあり,その場合はサーモスタット部の破損を 招く.エア抜きの場合,いま一度長さを確かめる必要がある. |