Ｐａｇｅ 446 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼クリスマスイブの怪異 タコヤキ 04/12/25(土) 18:39 ┗Re:クリスマスイブの怪異 ををつか 04/12/26(日) 20:55 ┗ＩＧコイルは対策品に交換されてますか？ 青ちゃん 04/12/26(日) 21:08 ┗Re:ＩＧコイルは対策品に交換されてますか？ タコヤキ 05/1/2(日) 0:05 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： クリスマスイブの怪異 ■名前 ： タコヤキ ■日付 ： 04/12/25(土) 18:39 ■Ｗｅｂ ： http://www.geocities.jp/my_motorcycle_house/ -------------------------------------------------------------------------
| ちょっと100GSで出かけた帰り道、突然エンジンが止まった。 ゆるい上り坂でスーと停止してしまった。そのちょっと前から、少しがさついたエンジンフィーリングを感じてはいたが、唐突な停止であわてた。こんな山路で止まるなんて。おまけに今夜はクリスマスイブ。何てこった．．． 原因は、なんだろう。まさか、このあいだ修理したトランスミッションのせいか？ でも、ギアが壊れてエンジンが掛からないなんて無いよなあ．．． 自分でやったベアリング交換のせいかと本気で心配したが、やはりそれは考えられない。 チェックしてみると、ブレーカーは落ちていない。ライトもつく。バッテリーは問題ないようだ。セルも回るが、エンジンは掛からない。とすると、コイルとかの点火系かもしれない。取りあえず、プラグケーブルとかを点検するが、どこといって異常はないようだ。昔、XR250Rが高速道路の上でこんなふうに止まったことを思い出す。あの時は、CDIの加熱だったようで、しばらくして試しにキックしたらエンジンが掛かったっけ。もしかしたらと思い、焦る気持ちを押さえながら１０分ほど待ってからセルを回す。 こんどは、アクセルを捻ると回り出した。ヤッター。これで帰れる。このまま近道の山の中を行くか、戻って国道を帰るかちょっと迷うが、暗くなりはじめたので近道の山の中を行くことにする。原因はなんだったのか考えながら、もしかしたらUFOかもしれない、なんて思っていると、１０キロ程走ったところで、またもやエンジンストール。おいおい。 エンジンの掛かり方、止まり方からすると、原因は燃料系かもしれないと思い、燃料コック、ホース、ガソリンフィルターをチェックするが、ガソリンは来ている。キャブレターのフロートチャンバーを外し、中のガソリンを覗いてみるが暗くてよく見えない。ガソリンを道端に棄てたあと、念のためガソリンを流してみるがスムーズに流れ出る。原因はハッキリしないが、何となく燃料系のような気がする。思い当たるのは、３０キロほど前にリザーブに入ったのでガソリンを入れたことだ。でも、ガソリンを入れてから、さっきまではエンジンの調子は悪くなかったけど．．． 考えていてもしょうがない、もう一度チャレンジ。セルを回すと、最初はブスブスいっていたが、すぐに調子よく回るようになったので、あわててバイクに飛び乗る。 「もう、止まるなよー」と念じつつ、それから３０分後に無事帰宅。何事もなかったような顔をして、クリスマスイブのご馳走を食べた。 後で考えれば、ガソリンコックをリザーブにしたときに、結露した水がキャブレターに溜まり、上り坂に来るたびに吸い込んで止まっていたのだろうと想像がつく。きっと、トランスミッション修理のせいでしばらく乗らなかったため、ガソリンタンクに水が溜まっていたんだと思います。皆さんも、ガソリンタンク結露の思わぬ悪戯に気を付けてください。 |
| ▼タコヤキさん： >後で考えれば、ガソリンコックをリザーブにしたときに、結露した水がキャブレターに溜まり、上り坂に来るたびに吸い込んで止まっていたのだろうと想像がつく。きっと、トランスミッション修理のせいでしばらく乗らなかったため、ガソリンタンクに水が溜まっていたんだと思います。皆さんも、ガソリンタンク結露の思わぬ悪戯に気を付けてください。 えっと、水を差すわけでは有りませんが、別の原因も有りうる事も考慮した 方が良いと思いますよ。 １．数ヶ月でエンジン回転に影響出るほどの水がタンクに溜まるとは思えない。 ２．左右のキャブ同時で無いとエンジンストールまで行かない。左右同時に 同じように水が溜まる事は考え難い。 ３．リザーブにして暫くしてから症状が出てる。 キャブのフロート室の燃料は数百メーターで消費します。 ですから、タンクの底に溜まった水が流れ込み悪さをするなら、リザーブにして 比較的直ぐに症状が出ると思います。 他の原因も有りうるとし点検を行なった方が良いと思います。 左右同時に失火なら点火系を疑う方が良いかもしれません。 |
| ▼ををつかさん： >▼タコヤキさん： >> 他の原因も有りうるとし点検を行なった方が良いと思います。 > 左右同時に失火なら点火系を疑う方が良いかもしれません。 タコヤキさんのＧＳは89年製ですが、イグニッションコイルは対策品に交換されてますか？ http://www.ohv-boxer.com/boxerclub-member-ito-takoyaki.htm もしわからなかったら、次のページを見て比較してみて下さい。 http://homepage2.nifty.com/OHV-BOXER/r100rs-f.html |
| ををつかさん、青ちゃんさん、いつもお世話様です。 ご指摘、有難うございます。返事が送れてすみませんでしたが、クリスマス以来、仕事よりも忘年会がとても忙しく、しばらくパソコンに触っておりませんでした。（笑） 実は、私もその後よく考えてみると、ををつかさんのご指摘と全く同じ疑問をもち、ガソリン以外のチェックをしておりました。 最初に疑ったのは、青ちゃんさんのいうとおりイグニッションコイルでした。これは、ＤＡＹＮＡコイルに変えてありますが、取付け状態などに異状はありませんでしたし、アースケーブル等のハーネスの接触不良、もしくはショートもありませんでした。つぎに、キャブレターの状態を確認したところ、インシュレーターとインテークとの間に隙間を発見。グロメットバンドの締め付けがゆるかったんですね。残念ながら、こちらはもう雪がだいぶ積もってしまい、検証は出来ませんが．．． 当日は、キャブのガソリンを棄てたことでエンジンが復活したので、水が溜まったものだと思ってしまいましたが、流石にご両人は慧眼であらせられます。早とちりのタコヤキでした。 |