Page 407 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼今日の作業(といっても一日の作業ではないです) ををつか 04/4/1(木) 21:21 ┣今日の作業その2 ををつか 04/4/1(木) 21:22 ┃ ┗今日の作業その3 ををつか 04/4/1(木) 21:27 ┗カウルの補修&FRPの補修 青ちゃん 04/10/30(土) 9:14 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 今日の作業(といっても一日の作業ではないです) ■名前 : ををつか ■日付 : 04/4/1(木) 21:21 -------------------------------------------------------------------------
RSのFRPで出来たカウルの修復の話をします。 度重なる立ちゴケでとうとう、カウル左側が割れて しまいました。過去数回、手を入れて居たのですが 本格的に修理をしないとダメな様です。 写真1.割れた状態です。カウルを割ってしまった場合 地面に這いつくばって欠けたパーツを出来るだけ 拾い集めます。 写真2.ガラス繊維のけば立ちをやすりで整えて、欠けた パーツを接着します。 写真3.パテで成形する前に、古い塗装や古いパテを落します。 このカウルはヤフオクで中古を落札したのですが、その時 から、この部分には割れが有りました、古いパテを落すと 下からパールホワイトの塗装が顔を出しまた、昔大きな 事故を経験している様です。 写真4.割れ部分の裏側です、割れやヒビを見ると、グサグサの 状況です、赤い線が割れ目やヒビです。 以前の補修時に補強の為ガラスクロスを張って居たため 剥がれた後が白く四角く成っています。 |
補修の2です。 写真1.割れた場所の裏から新たにガラスクロスを張り、エポキシで 前回より広めに固めます。但しFRPの2次接着は難しく、 この程度の処置では大きな強度は見込めません。 穴を開いた部分の裏打ちの為でもあります。 写真2.表の傷、割れ目にパテを入れます、自動車用品店に置いてある ボディー補修用のエポキシパテです。 写真3.4 パテが固まったら、ヤスリで削り面を出します。今回は粗削りには サンディングブロックを使い、仕上げには240番の紙やすりを使って います。削ってはパテを盛り、削っては盛り、と4回位繰り返して 面を出して行きます。ここの作業を丁寧にやらないと仕上げペイント しても奇麗になりません。 |
補修の3です。 写真1.今回の様な補修では、割れたパーツを接着剤で止めただけですから強度は 期待できません、そこで、アルミの平板を曲げ裏にリベットで貼り付けました。 リベットの頭はパテで埋めて見えない様にします。 写真2.新聞紙でマスキングをし、サーフェーサーを掛けます、サーフェーサーはサラ サラにしたパテですので、微小な傷は埋まります、800番位のヤスリで 表面を整えます。 写真3.ペイントをします、使用したペンキはイサム塗料の2液型ウレタン塗料です 2液型塗料は、高価ですが、厚く乗り艶も良く、柔軟性があり対溶媒性も高く バイクのカウルの様な物に塗るのは最適です。 写真4.パテ盛りの時に見逃した凹みなどは、サーフェーサー、ペイントをしても しっかり残ってしまいます。ペイントにはデコボコを隠す力はありません。 赤で囲った所がパテ盛りをサボった凹みです。 この後、クリアーペイントを重ね塗りして、表面を磨くと完成です。 ウレタン塗料の場合、塗装後時間を置かないと磨きが出来ませんので、作業が進んだら また報告します。 |
カウルの補修です。 |