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今更ながらタペット調整について まさやん 21/9/22(水) 19:47
Re(1):今更ながらタペット調整について 七四式 21/9/22(水) 22:14
Re(2):今更ながらタペット調整について まさやん 21/9/23(木) 8:07
Re(1):今更ながらタペット調整について 青ちゃん 21/10/16(土) 10:24
Re(2):今更ながらタペット調整について OTTO 21/10/17(日) 2:18
Re(3):今更ながらタペット調整について 青ちゃん 21/10/18(月) 21:10
Re(3):今更ながらタペット調整について まさやん 21/10/19(火) 9:07

今更ながらタペット調整について
 まさやん  - 21/9/22(水) 19:47 -
92年式r100rsのピストン、バルブヘッドのカーボン除去が終了し、エンジンを組み、あとはタペット調整という状況です。
エンジンをばらす際、左側のシリンダーの上死点を出してからバラしています。
左側のタペット調整が済んだ後、ホイールを回して再びOTマークを出すと、それが右側の上死点であるもネットやマニュアルに書いていますが、そもそもOTマークは一つしかないものですか?フライホイールに2個OTマークが付いているのですか?
なんかちょうど素人の話ですいません。
その辺りの詳しい解説出来る方、ご講義よろしくお願いいたします。

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Re(1):今更ながらタペット調整について
 七四式  - 21/9/22(水) 22:14 -
▼まさやんさん:

七四式です。

フライホールに記載されている、OTマークは、1箇所のみで、
OTマークが出ていると、左右どちらかのピストンが上死点に
なっています。

じゃー、どうやって見分けるるかというと(自交流です)、
一旦、OTマークを出した状態からタイヤやクランクシャフトをゆっくり
回して、ピストンを動かします。ピストンが動く際に、吸気側又は、
排気側の何方のバルブが動くかで、どちらが上死点になるか判断しています。
(当然、ヘッドカバーを外していないと分かりません)

吸気バルブが開いた後に見えるOTマークが、そのピストン(吸気バルブ側)
の上死点になる筈です。
そこから、さらに回してOTマークが出れば、反対側のピストンの
上死点になる筈です。
(心配な場合は、反対側のバルブの動きを確認して判断した方がいいです)

もっと、簡単な方法もあるかもしれませんが・・・

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Re(2):今更ながらタペット調整について
 まさやん  - 21/9/23(木) 8:07 -
新しい方法知りました。大変参考になりました。ありがとうございます。

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Re(1):今更ながらタペット調整について
 青ちゃん  - 21/10/16(土) 10:24 -
▼まさやんさん:
遅い回答ですが、私はプラグホールにドライバーなどを差し込んですぐぶつかる方が上死点側と判断しておりましたよ。

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Re(2):今更ながらタペット調整について
 OTTO  - 21/10/17(日) 2:18 -
2VーRは4ストなので4行程(2往復)で1周期(サイクル)になります。
なので上死点は2回あり、圧縮行程の圧縮上死点と排気行程の排気上死点です。

圧縮上死点で圧縮を得るためは吸気/排気バルブとも閉じています。
真冬でも、真夏でも、冷間始動時も、高速巡航中も、渋滞路走行中でも
確実に圧縮できるよう一定の隙間を設定しています。
この圧縮上死点で弁隙間の計測・調整することになります。

排気上死点は排気行程の終わりなので排気バルブが開いています。
効率のため次の吸気行程の動作が始まっていてこの上死点で吸気バルブも
開き始めています。動作が重なり合っているためオーバーラップと
呼ばれています。

初めてのタペット調整あるある:本来、圧縮上死点で調整するところ
オーバーラップで調整してしまい始動直後にスゴイ音が発生して焦る。
圧縮上死点なら指先でプッシュロッドが回せます。
オーバーラップ前後はバルブ作動があるので確認できると思います。

ボクサーは180度クランクなので片側が圧縮上死点なら反対側は
排気上死点となります。バルブクリアランス測定・調整したら
180度クランキングさせて次のOTマークを出して反対側の測定・
調整をします。

BMWはドイツ車ですから刻印は上死点で「OT」オーバレ・トート・プンクテ
点火時期は「S」シュペートで遅いの意味です。最大進角マークは「F」
フリューで早いの意味ですがファイヤーと間違われてこの位置で合わせられるのか
1985年のモノサスから「Z」に代わっています。

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Re(3):今更ながらタペット調整について
 青ちゃん  - 21/10/18(月) 21:10 -
OTTOさん
ありがとうございます。
確かにそうでした。
上死点を確認しながらタペットのクリアランスを見ながら
調整してましたが、これ言葉で説明するのは結構難しいですね。

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Re(3):今更ながらタペット調整について
 まさやん  - 21/10/19(火) 9:07 -
おはようございます。
すごく分かりやすい説明文ありがとうございます。
すごく勉強になりました。
この文章をどこかに書き留めておきます。

▼OTTOさん:
>2VーRは4ストなので4行程(2往復)で1周期(サイクル)になります。
>なので上死点は2回あり、圧縮行程の圧縮上死点と排気行程の排気上死点です。
>
>圧縮上死点で圧縮を得るためは吸気/排気バルブとも閉じています。
>真冬でも、真夏でも、冷間始動時も、高速巡航中も、渋滞路走行中でも
>確実に圧縮できるよう一定の隙間を設定しています。
>この圧縮上死点で弁隙間の計測・調整することになります。
>
>排気上死点は排気行程の終わりなので排気バルブが開いています。
>効率のため次の吸気行程の動作が始まっていてこの上死点で吸気バルブも
>開き始めています。動作が重なり合っているためオーバーラップと
>呼ばれています。
>
>初めてのタペット調整あるある:本来、圧縮上死点で調整するところ
>オーバーラップで調整してしまい始動直後にスゴイ音が発生して焦る。
>圧縮上死点なら指先でプッシュロッドが回せます。
>オーバーラップ前後はバルブ作動があるので確認できると思います。
>
>ボクサーは180度クランクなので片側が圧縮上死点なら反対側は
>排気上死点となります。バルブクリアランス測定・調整したら
>180度クランキングさせて次のOTマークを出して反対側の測定・
>調整をします。
>
>BMWはドイツ車ですから刻印は上死点で「OT」オーバレ・トート・プンクテ
>点火時期は「S」シュペートで遅いの意味です。最大進角マークは「F」
>フリューで早いの意味ですがファイヤーと間違われてこの位置で合わせられるのか
>1985年のモノサスから「Z」に代わっています。

引用なし

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