Page 92 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼タペット調整も大変でした RYO 03/3/23(日) 22:40 ┣RYOさんに刺激され ををつか 03/3/24(月) 19:32 ┣Re:タペット調整も大変でした ををつか 03/3/25(火) 8:43 ┃ ┗Re:タペット調整も大変でした RYO 03/3/26(水) 13:37 ┣Re:タペット調整も大変でした 青ちゃん 03/3/25(火) 23:25 ┣Re:タペット調整も大変でした しろ 03/3/27(木) 1:14 ┃ ┗Re:タペット調整も大変でした 七四式 03/3/27(木) 9:12 ┃ ┗Re:タペット調整も大変でした しろ 03/3/27(木) 20:30 ┗青ちゃんのタペット調整法 青ちゃん 03/3/28(金) 12:37 ─────────────────────────────────────── ■題名 : タペット調整も大変でした ■名前 : RYO <ogawa@abox7.so-net.ne.jp> ■日付 : 03/3/23(日) 22:40 -------------------------------------------------------------------------
100RT改のRYOです。 3連休を利用してちょっとタペット調整しようと初めて分解。 なにーヘッドカバーがとれない。木槌でたたいても取れない。ドライバーでこじっても取れない。みなさんお分かりですよね。そう中心のナットだけ取ってサイドのナット2個を取ってなかったんです。確かに知った人には簡単ですが初めてでびっくり、もう少しで冷却フィンを欠かしてしまうところでした。そして無事調整後カバー取り付け何かおかしい。そうなんです。中心のナットを締めてもどうにも締まらない。再度開けてびっくり。 ヘッドブロックに有るねじ穴がボロボロ。そこには駄目になった時に使われるスプリングの様な物が顔出している。前の持ち主がトルクレンチを使わず締め過ぎで駄目にしている。もうがっかり。なんとかシャフトを叩き込み今度はきちっと固定。どっと疲れが出てしまいました。BMはトルクレンチを使わないと駄目ということを身を持って経験しました。エンジンの調子ですが冷たいときのバランスの悪さがうその様になくなっていました。やはりOHVは時々タペット調整が必要との事痛感。ただし私のようなドジをやらないようにとりあえず報告まで |
ども、ををつかです。 RYOさんに刺激され、タペット調整、ヘッドボルトの締め増し キャブ調整を行い、来週の車検に備えて、タイヤを交換しました。 バルブクリアランスは変って居なかったけど、ヘッドボルトは 多少緩んでました。 キャブはアイドリングは合ってるけど、引きしろの調整が必要でした。 タイヤは、事故修復時に付けたミシュランマカダム50Eの100/90 をRS本来の90/90にしました。 替えたその足で、大垂水を往復してみましたが、ちょいと悩んでた アンダーステアがスッカリ無くなり、ナチュラルなステア特性に 戻りました。 K100のフロント回りを付けているので、サススプリングのレート ジオメトリなどによりアンダー気味かな、と思ってたのですが 太いタイヤの真ん中だけ使った減り方によるアンダーだった様です。 来週月曜にユーザー車検を受けて来ます。 |
ども、ををつかです。 ▼RYOさん: >ヘッドブロックに有るねじ穴がボロボロ。そこには駄目になった時に使われるスプリングの様な物が顔出している。前の持ち主がトルクレンチを使わず締め過ぎで駄目にしている。もうがっかり。なんとかシャフトを叩き込み今度はきちっと固定。 お疲れさま、でした。 ヘッドカバーを止める為にヘッドの中心から生えてるスタッドボルトの根元は バカに成ってしまってる個体が多いようですね、私のも、なってます。 修理法は、FAQのエンジン関係の所に載っています。 修理は、リコイルなどねじ山修理器具を使う方法と、本来より長いボルトを 用意して、ヘッドブロックを貫通させ(ねじ山は貫通している)裏からナットを 入れる方法があります。 ご自身で修理に挑戦するなら、詳しくお教え出来ると思います。 |
九州に出帳で返信がおくれ申し訳ありません。 ををつかさん 私のはリコイルで修理してあるのですが結局ヘッドカバーを取るときにリコイルの部分からはずれてくるのでリコイル埋め込み再度シャフトを入れる作業をしています。 貫通して止めるのは簡単ですかね。腰上を外さないと思うのですが 青ちゃん パーツは7番のシャフトです。ナット15番はラチェットをどうしても使うので締めすぎて結局パルプの中心に有るボルト穴を駄目にしてしまうようです。 ををつかさんが書かれた内容ですと結構この穴を駄目にしているRは多い様です。 3番のナット2個を外さないでヘッドがとれない経験した人っていないのですかね。 本当にもう少しでフィンを割ってしまうところでした |
▼RYOさん: >100RT改のRYOです。 皆さん、燃えていますね。私お昔はそうだっような(笑) >3連休を利用してちょっとタペット調整しようと初めて分解。 今度、タペット調整、写真での紹介コーナーを作りましょうか? キット、他の方にも役に立つじゃないかな? とほほ寸前でよかったけど、ちょっと気になったのは、 >なんとかシャフトを叩き込み今度はきちっと固定。 図のどの部品でしょうか? >どっと疲れが出てしまいました。BMはトルクレンチを使わないと駄目ということ>を身を持って経験しました。 エンジンの調子ですが冷たいときのバランスの悪さがうその様になくなっていました。やはりOHVは時々タペット調整が必要との事痛感。 苦労したかいがありましたね。 >ただし私のようなドジをやらないようにとりあえず報告まで 私もよく”とほほ”をしますが、こういう書き込みは皆さんの役に立ってるようですよ。 |
はじめまして、R100RSのモノサスに乗ってます、しろと申します。 実は僕も先日、タペット調整をしようと思いヘッドカバーをあけてみましたがユーザーガイドにある 「上死点に合わせる」「両方のバルブが閉じている」の意味がよく分かりませんたとえば右のシリンダー で見たときにoマークに合わせたときバルブが動いている行程の途中のoマークの時なのかバルブが動いて いない行程のoマークなのかが分からずそのままカバーを取り付けました。 バルブが動いていいる行程の途中の時とバルブが動いていない行程と時ではクリアランスは違うのでしょうか? 差がないなら動いてない行程の時に調整したほうが作業しやすい気がしたのですがどうなのでしょうか? 初歩的な質問で申し訳ありません。 よろしくお願いします。 |
▼しろさん: おはようございます。七四式です。 僕も、圧縮上死点の出し方が判らず一度、挫折したことがあります。 あとで、エンジンのバルブの動きを良く考えて見ると、「なーんだ」 って感じでした。 一応、いろいろ本を見て事前に調べてはいたのですが、実際やろうと すると???になってしまいました。 圧縮上死点の出し方は、人によって違う?かもしれませんが、参考に 僕のやった方法を書きます。 1.圧縮上死点を出す側の、ヘッドカバーを外す。 2.タイヤ・キックレバー等を動かしピストンを動かす。 3.吸気側のバルブが動いて、閉じ始める(戻る)までピストンを動かす。 4.それから、フライホールの"O"マークに合わせる。 これで、圧縮上死点が出るはずです。 後は、ゲージを使用してバルブクリアランスを規定値に調整します。 コツとして、ゲージを挟んだ状態で手を離してもゲージが落ちず、 手で動かすと、動くと言う感じです。(やって見ると、判ると思います。) あと、ロックナットを締める場合、バルブクリアランスが狂うことがあるので、 ロックナットを締め付けた後、もう一度ゲージで確認した方がいいです。 |
>七四式さん ご説明ありがとうございます。今度の週末にでもトライしてみます。 最近は配線のどこかがリークしているらしくポジションランプの回路 側のヒューズがすぐに飛びます、、(2本付いてる上側)それも原因を 探さないといけません、、、本格的ツーリングシーズンまでに完調に したいものです。 今後もこのBBSにおじゃまするかもしれませんよろしくお願いします。 (会員登録したほうがいいのでしょうか?) それでは、後日うまくいきましたら報告します。 ありがとうございました。 |
この内容は困っちゃンBBSに2年ほど前書き込んだもので、一部加筆修正しました。 参考になればと思います。 調整の意義 OHV BOXERエンジンはタペット音がある程度しているのが本来で、音が静かになったら、バルブクリアランスが狭くなってるか、あるいはなくなってしまってると思っていいと思います。(こうなるとエンジンがとても不調になります(体験済み)) その為、定期的な調整が必要です。 作業場の注意:冷間時に行うこと。 作業の流れ: 1)左右のプラグをはずす。(はずさないとクランクが回らない(普通の人には)) 2)左右のヘッドカバーをはずす(片側で合計3個のナットをはずすこと、ヘッドカバーをはずすときは中のパッキンが破れないように様子を見ながら行うこと。 3)クランクケース左側のタイミングチェックホールの黒いキャップをはずす 4)ギアを4速に入れる(リアタイヤを廻してエンジンを回転させるのにできるだけ軽くするため) 5)リアタイヤを廻して、タイミングホールから覗いて、フライホイールのマークがTOPの位置に合うようにする。 (私は、おかめをはずしてローター固定ボルトにめがねラチェットを使ってクランクをまわすことが多いです。(注意することは必ずラチェットをはずしてからエンジンをかけること、なぜなら私はつけたままエンジンを掛けてえらく驚いたことがありますので) 6)左のヘッドのロッカーアームを触り、IN、EXともフリーになってる(バルブが閉じている)圧縮工程(爆発)にあることを確認する。(右側も同じことを繰り返す) 7)フリーの側のロッカーアームのアジャストナットをメガネレンチ(13m/m)で緩める(緩める程度に)、メガネレンチはそのままにしてはずさないこと。 8)シックネスゲージを設定の厚さを選択して隙間に挟み込む、そしてマイナスドライバーでゲージを前後に動かして、きつい(でも動く感じ)感じまで調整する。 9)ゲージを挟んだまま(ドライバを押えたまま)、ナットを締め付ける(規定トルクで締め付けること(このMYR100RS'89の規定トルク表参照))、このとき締め付けると隙間が増えるので、何度か締め付けたあと、ゲージでクリアランスを確認すること(微妙な調整が必要) 10)ナットの締め付けをトルクレンチで再確認する。 11)ヘッドカバー(バルブカバー)を取り付ける。このとき中央のナットをトルクレンチで規定のトルクで締め付ける(良く締め付けすぎて、壊す方がいるため) 裏側にある10m/mのナットも狭くてやりづらいが、我慢して取り付ける。これは適当に締めつける。(トルクレンチが使えない(私はアダプターをもっていない)) 12)エンジン始動、変な音がしないか,オイルが漏れてこないか確認。 13)異常がなければ無事完了 タペット調整に慣れたら、次回からエンドプレーの調整や、ヘッドの増し締めをしてから行うようにしていけばいいかなと思います。 |