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Re:油路について
 ををつか  - 08/1/1(火) 10:38 -

引用なし
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   ▼じびきさん:

>なぜこのような作りになっているのか、私の頭では理解不能なのですが、だれかこの辺りのオイルの潤滑方法について詳しい方はいらっしゃいませんか?もしよろしければ意見を頂けると幸いです。


 キツイ言い方をします、理解不能なら、専門家に任せなさい。

 オイルは、何をするためにギアボックス内に有るかを良く考えた方て下さい。
 
 1.歯車の当り面の潤滑。
 2.各ベアリングの潤滑。
 
 じびきさんは、これしか考えていないの様ですね。これ以外にも

 3.各部の放熱。

 オイルの機能として潤滑を主に考えますが、軸受けなど熱を持ちやすい場所から
 熱を奪うのも重要な仕事です。


 4.各ギアの回転部の潤滑。

 常時噛合い式のギアボックスですから、仕事をしていない歯車は、軸に
 対し空転しています、こんな時でも軸とシャフト間の潤滑は必要です。

 その潤滑の為、インプットシャフト以外の軸には中心に油路が作ってあり
 スプライン部、歯車の根元に給油しています。


 正月早々、苦言を呈するのもナンですが、じびきさんのブログを拝見すると

 1.エンジンヘッドボルトを緩めてから、エキゾーストナットを緩めようと
   力を掛ける。

 2.トラブルの有ったトランスミッションを、トラブル原因の追求なしに
   やみくもに分解する。

 3.ギアがセットされているシャフトの状況を確認せず、ベアリングを外し
   軸を分解している。


 など、やり方が乱暴ですね。

 1.は、ヘッドボルトを締め直してから、力を掛けるべきでしょうし。

 2.は、蓋が開いた時点で、各軸をセットし、動作に異常が無いか、ガタなど
   無いか確認してから分解をするべきです。
   ドック抜けなどはこの状況で、再現するかどうか何回でも手で動かして
   チェックすべきですね。

   さらに言えば、蓋を開ける前に軸を手で回し、感触や異音を確認するべき
   です、ベアリングの異常などは、この方法で確認出来ます。

 3.は、アウトプットシャフトのベアリングの位置がズレていれば(プリロード
   調整が不適切であれば、可能性は十分に有る)、1速のギアがドックから
   逃げる方向へ動き、動作が不確実に成る事も考えられます。

   アウトプットシャフトはクラッチ側ベアリングの外側にサークリップで
   ズレ止めをする処置がある年式から行われている様です。
   これは、シャフトがベアリングに対し動くトラブルが有ったから
   取られた処置だと思われます。
   
   シャフトが動いて仕舞えば、各シフトが不確実に成る事は十分に考えられます。

   蓋側のベアリングが収まる窪みにシムが何枚入っていて、何mmのクリアランス
   に規定されていたかを調べて置くなんて事もトラブル原因を探る指標になります。

 1速が抜けるトラブルを「シフトフォークの変形、もしくは摩耗」と判断されて
 居るようですが、ブログの写真を見る限り摩耗はあまり感じませんね。
 それよりYBITOHさんが指定した、「ドック角の減り」の方が気になります。
 上に書いたようにそれ以外の原因も幾つか考えられます。
 早とちりして修理したつもりになって、フレームに載せて走ったら直って居なかった
 なんて事に成らないよう精進してください。 

*私の書く事を信用なさらない方も複数いらっしゃる様ですので、しばらく
 書込みを自粛していました。

 上記内容も、気に入らなければ無視してください。

1,098 hits

ミッションのベアリング R100GS-PD じびき 07/12/27(木) 23:59
両面シール型 OTTO 07/12/28(金) 19:35
Re:両面シール型 じびき 07/12/28(金) 21:59
油路について じびき 07/12/31(月) 20:14 [添付]
Re:油路について ををつか 08/1/1(火) 10:38
Re:油路について じびき 08/1/1(火) 23:20

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