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▼青ちゃんさん:
>ををつかさん、試しにやってみたら?
>試してみて、ををつかさんの思った通りだったら、又議論すればいいんじゃないかな?
以前、ステムベアリングのプリロードが足りないと感じ、と、言ってもアジャストを
弄るのが面倒くさくて(タンクを外す必要がありますよね)、トップナットを締め込
んで調整を試みた事があります、ハンドリングの変化は感じませんでした。
ステムベアリングのプリロードがアジャストナットのネジ山間隙で変化するなら
OTTOさんが書いてるように隙間は1/100mm程度の変動だと考えて。
鉄の膨張係数は、14(10マイナス6乗ケルビン)ですから、ステム長が
200mm、温度変化が30℃(ケルビンでも変化は同じ)として、
200(mm)× 30(℃)× 14(膨張係数)×10**ー6 =
0.084mmです。
アジャストナットのネジ山間隙の想定値より随分大きいですね。
夏から冬にかけてのステム軸の膨張で0.08mm程度の変化が有ることに
なりますから、ネジ部の100分台、1000分台の変化でプリロードの
変化が体感できるとすると、夏と冬では、ハンドリングは激変する事に
なります。
ステムがハマり、ベアリングのアウターを支えるフレームの熱膨張を考慮に
入れても、ステム軸の方が長いですから、温度変化による膨張は、プリロー
ドを減らす方向に動きますよね。
また、アジャストナットの締め込みは、ユルイなと感じてから1/4回転
とかさせます、ステムに切って有るネジが1mmピッチとして、1/4回転
ですと、0.25mmの変化になるます。
1/100mmの変化でハンドリングの変化が感じるのなら、上記1mm
ピッチのネジと仮定して1/100回転、角度にして、3.6度のネジの
動きで変化する事になります。
実際の経験からするとこの移動量では少ないように思います。
試しに計算してみたら、温度変化によるステム長の変化が大きいので
ちょっと驚きました。ステムを覆うフレームも鉄で同じように膨張するので
大きな変化は出ない様にも感じますがその辺、どうなんでしょうねえ。
青ちゃんが書いてる、タペットクリアランスの調整時のロックナットに
関しては、ロックナットを締め上げるとき、軸のネジも一緒に動いて
しまう事がの方が要素として大きい様に思います。
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