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他のサイトへ投稿しようとしましたが何度やってもエラーになるので浮気はやめて
こちらでお邪魔させていただきます。
6シリーズと呼ばれるR90Sを代表する1974年モデルから5速ミッションが採用されました。7シリーズ初期の1977年モデルまではシフトペダルにリンケージを用いないダイレクト式を採用していました。 シフトの操作性向上のため1978年モデルからリンク式に変更されました。
ベアリングボルトとも呼ばれる段付きピボットボルトはスペースの関係もあり充分な長さ(全長33.5 有効21ミリ)を確保できずシフトペダルの形状による不均等な荷重のため比較的短期間でガタを発生させました。調整不能な固定式コの字形状のリンケージ(調整可能な後年型ピロボール式と代替可能)と相まってストローク増大とシフトフィーリング悪化を引き起こしたが当初はブッシュを使っていなかったため改善にはベアリングボルトと高価なシフトペダルの両方を交換する必要がありました。磨耗防止とシフトフィーリング向上のためか後年、対策としてニードルベアリングスリーブが付加されました。(INA製シール付き12x18x16)
根本的対策として1985年(4月)のモノサスモデルからピボットボルトを延長して
33.5から39.5:有効長26.5ミリ)ガタ発生の防止とフィーリング向上に貢献しています。充分な強度と操作性を確保できたためかニードルベアリングは安価な真鍮製ベアリングブッシュに変更されました。
個人的な感想として、耐久性を重視すれば荷重を面で受けるブッシュの方が信頼性が高いと思います。もしニードルベアリングを使うなら旧型用を流用するか、市販の12ミリ幅(シールなし)を並べれば代用できると思います。圧入代があれば特に問題はないようですがルースな場合は寸法あわせにオーリング(12x18xW3)やカラーの挿入も考えたほうが良いかもしれません。
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